【東方ソロギター】廃獄ララバイの弾き方解説

廃獄ララバイ弾き方東方ソロギター解説

今回はまめそるがYoutubeに投稿した廃獄ララバイの解説をしていきます。

 難易度は比較的優しめですので、今後公開予定の【初心者向け】亡き王女の為のセプテットが弾けて、C、D、Em、F、G、Amなど基本的なコードが押さえられるという方はチャレンジしてみてください!

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全体を通じた弾き方の方針

8小節目から始まる4分の3拍子のリズム(いわゆるワルツ)が特徴的な曲です。比較的テンポは取りやすいと思いますが、それは聞いている側も同じ。途中で狂うと「ん?なんか早くなった?」と、気になってしまいます。なるべくテンポキープが出来るよう、メトロノーム(4分音符=145)でしっかりと慣らしていきましょう。

とはいえ、緩急がないのも困りますので、アレンジとしてサビ終わりやAメロ2週目始まり等、要所で一時的にテンポを落とす(rit)のは良いと思います。

また、原曲が落ち着いた曲調なので、テンポを落として弾いても良い感じになります。自分が弾きやすく、テンポキープできる速さに落として弾いていきましょう。

イントロ(1小節目~7小節目)

 まず左手から。Amの構えを基本に、中・薬指はフレットを押さえたまま固定。二弦は人差し指で1フレット、小指で3フレットを音を交互に押さえていく形になります。小指を鳴らす際にハンマリングができると滑らかに聞こえるので、余裕がある方は挑戦してみて下さい。

 また、6、7小節にかけてクレッシェンド(だんだん音を大きく)してAに入るとメリハリがつくので、良いですね。あとはAに入る直前にテンポを落とし、溜めるのもよいと思います。

A(8小節目~25小節目)

 1、2弦の主旋律を伸ばして弾くように心がけましょう。

 まず、8小節目はイントロと同様Amのフォームで。9小節目の2弦3フレットの音は指で押さえたままフォームチェンジの支点にし、10小節目、6弦1フレットを人差指で押さえましょう。

 14小節目は難所です。若干スライド気味になってもよいので、素早い運指を心掛けましょう。

 また、1弦フレットを押さえる指を薬指にすることで、15小節目から1弦2フレット中指→3弦2フレット人差指とスムーズな運指が可能になります(演奏動画では異なった押さえ方をしているかも)

22小節目の6弦1フレットは人差指で押さえてもよいですが、親指で握りこんでFを押さえるウエスタングリップでも〇です。この押さえ方はソロギターでよく使うテクニックなので、ここで挑戦してみてもいいかもしれません。

B(26小節目~43小節目)

 Aと同じなので省略します。

C(43小節目~60小節目)

 運指もシンプルなので、弾きやすいかと思います。44小節目~57小節目まで、2弦4フレットの小指は固定したままにします

 59小節目は左手人差指または中指の先で2弦6フレットをハンマリング。綺麗に鳴らすコツはフレットを叩くパワーよりもスピードとミート力です。指板から2㎝程離れた場所から、フレットの端を狙って素早く叩けるように練習しましょう。

 カポチェンジ後は、先ほどのハンマリングをしている指で2弦と1弦開放弦をストローク。

D(61小節目~85小節目)

 基本的にはAの弾き方と同じです。82小節目から終わりにかけてリタルダンド(徐々に遅く)。

 85小節目はAmのコードで終わりますが、最後のメロディラインが84小節目の2弦開放弦で、その音を止めずに伸ばすために1弦と2弦は弾かないようにします。可能ならクイックアルペジオがおすすめです。

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